このたび、日本高度実践看護学会広報委員会では、ニュースレターを配信させていただくことになりました。皆様の実践に役立つ内容を配信できるよう、委員一同、精力的に活動していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様からのご意見やご希望などを問うアンケートを掲載しておりますので、ご協力お願いいたします。

皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。当学会の活動にあたり、平素より、ご支援ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年、当会は学術団体としてスタートを切りました。2026年は学術団体としての基盤を強化し、更に高度実践看護の探求及び学術的発展に向けて邁進していきたいと考え、以下の取り組みを重点的に検討していきたいと考えています。
1点目、高度実践看護探求に向けたシンポジウム、セミナー等の企画、及び、充実した学術集会開催に向けた体制整備。
2点目、専門看護師及び診療看護師等の高度実践看護師や教育・研究者等の意見を広く取り入れた学会運営に向けた体制整備。
3点目、学会の将来を見据えた組織づくり。
4点目、国内の関連学術団体との協力・連携の強化に加え、国外の関連学術団体との連携の第1歩として、International Council of Nurses(ICN)NP/APN Networkへの参加の試み。
取り組み状況については、学会ホームページ、ニュースレター等を通じて発信し、活動の透明化を図りたいと思います。また、会員サービス向上に向けた取り組みにも、引き続き力を注いでまいります。
会員の皆さまのご意見を伺いながら活動してまいりますので、お気づきのことがありましたらご連絡ください。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
教育・研修委員会では、①高度実践看護の探求に重要な事例検討会、②CNS役割開発のための教育・研修会、③高度実践看護に関するタイムリーな教育・研修会、④高度実践看護師としての成長をサポートし合う研修会 の4つを柱とし、研修会、セミナー等を企画し会員の皆様に提供してまいります。
直近では、以下の開催を予定しております。
HPや、会員メールにて詳細をお知らせいたします。
どうぞ、ふるってご参加ください。
日本高度実践看護学会はどのような皆さんに支えられているのでしょうか。そのデータを“見える化”してみます。
1)会員総数(2025年12月末日) 1,993名(賛助会員1名含む)
2)資格登録状況の内訳
本学会は、様々な専門性をもつ皆さんに支えられています。
学会運営へのご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、「第2回 学術集会概要」と「第1回 学術集会」について各学術集会大会長よりメッセージをいただいております。
第2回日本高度実践看護学会学術集会は、2026年6月に札幌にて開催されます。テーマは「高度実践看護の道標―実践・教育・研究で描く新たなビジョン―」です。高度実践看護の発展と革新に向け、実践・教育・研究の視点から未来志向の議論を深め、新たなビジョンを見出す場となるよう準備が進められています。
■ 開催概要
会期:2026年6月6日(土)~7日(日)本学術集会では、修了証を発行する研修(セミナー)も企画されています。専門看護師・診療看護師に限らず、高度実践看護に関心をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしております。
学術集会ホームページ:https://plaza.umin.ac.jp/jaapn2026/
2025年8月2日・3日に第1回日本高度実践看護学会学術集会を開催しました。本学術集会は「高度実践看護のイノベーション―融合する知の実装―」を大会テーマとし、高度実践看護の現在、将来像や社会的役割について活発な議論が行われました。参加者は1259名にのぼり、多くの高度実践看護師と研究教育者が一堂に会しました。
本学術集会は高度実践看護への理解を深め、今後の発展や方向性を考える機会となり、第1回にふさわしい内容であったと多くの皆様から評価をいただきました。
学術集会ポスター:https://jaapn.org/doc/poster_1stJAAPN.pdf
複雑な課題に挑む一症例への介入は、専門看護師(CNS)の揺るぎない原点です。しかし、卓越した実践が「一個人のスキル」に留まる限り、私たちがいない場所でその質を保つことはできません。この「実践の属人化」の打破こそ、今乗り越えるべき壁です。
今、社会がAPNに求めているのは、個の知を組織全体の力へと昇華させる力です。私は看護部とTQM室の双方から、現場の文脈に即したケアの標準化に取り組んでいます。それは看護を型にはめることではなく、高度な実践を共通言語にし、誰もが最善を届けられる「仕組み」を創るプロセスです。
看護を深く考え、現場に息づかせること。臨床の葛藤に寄り添い、個の輝きを組織の文化へと変えていく。その挑戦の積み重ねが、看護の価値を可視化し、APNが社会で「当たり前の存在」になる未来を拓くと信じています。
私の摂食嚥下障害看護認定看護師への道は、「悔しい」と「ごめんなさい」から始まります。
新人看護師として、憧れの高度救命救急センターへ配属となり4年が経過したある日、その当時の師長から、「摂食嚥下障害看護認定看護師の教育課程があるんだけど行ってみない?」と声をかけられました。当時の私は、認定看護師の資格を取得する意味を感じられず、自分の看護実践が専門性のある看護によって狭められてしまうのではないかという不安がありました。経験年数も5年未満であったこともあり、一度は断りました。
その数か月後、くも膜下出血を患った患者の受け持ちをしました。患者は、私たちと普通に会話をして、トイレまで歩行ができるにもかかわらず、胃管から栄養を投与されていました。患者の『食べたい』という思いを主治医へ伝えると「転院が決まっているから、ここではご飯は食べない」と言われ、私は、患者に「転院してからね。」と言う(ごめんなさい。と思うこと)しかできませんでした。
患者のために私に足りないものは何か、どんな知識・技術を習得すればよいのか、答えを模索しながらも悔しく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
翌年、2度目の打診には「Yes」と答えました。患者の「食べたい」を叶えるために!
<つづく>
ニュースレター創刊号はいかがでしたでしょうか。
ニュースレターは年間3回程度の発行を計画しています。日本の高度実践看護師の現状や取り組みを今後も皆さんに、楽しくお伝えできたらと思います。
ぜひ今回の創刊号のアンケートにご回答いただけましたら、今後の参考になります。どうぞよろしくお願いいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人 日本高度実践看護学会事務局